【真のミニマリスト】クラウド or 物理保管

2024年2月24日 | からこうたろう | ファイル: 日常のこと.

みなさんはデータ保管に関して悩んだことはないですか?

SSDなどの物理保管の場合は買い切り、データクラウドで管理する場合はサブスクになります。

どちらも一長一短あって選べない。

今の所、、、という意味で言えば、データクラウドを利用しています。

それもGoogle OneというサービスでGeminiとセットの月2900(税抜き)のもの。

結構高そうに見えますが、Chat GPTのようなGeminiとセットでの価格ですから、そんなに高く感じないのが正直なところ。

GPTからの乗り換えもあります。

詳しくは音楽家育成塾の記事でも投稿しています。

もう今の時代対話型AIのサポートなしに暮らしていくのは難しい・・・といっても全然過言ではない時代になりました。

何をするにもAIのサポートなしにするにはあまりにも効率が悪すぎる。

効率が悪いというよりも、もう置いていかれた感がすごい。

そう考えると、どうせ対話型AIを契約せざるを得ないのだから、データクラウドとセットならこれでいいのかな?と思ったりもします。

SSDなどの物理媒体の場合、やっぱり災害や火事といったリスクが大きいでしょう。

西洋音楽家の歴史はすごく鮮明に記録されていますが、1600年代以降の音楽家が残した音楽のまあ、概算も出せないですが、人生の音楽の半分以上を失ったという音楽家もいるくらいですから、半分近い叡智を火事で失っています。

そう、楽譜は燃えるのです。

それが今はデータになったとはいえ、SSDなどの物理媒体で保管するということは、もう火事のリスクと同じこと。

ただし、永遠にサブスクで払い続けるのか?というと難しい問題になります。

データはDropbox、AIはGPTと使い分けていましたが、Gemini+2TBで乗り換えたわけですが、この乗り換えというのもそう簡単にできるものではありません。

2TBのデータの整理(ダウンロードとアップロードを含めて)というのもまたとんでもない作業です。

これら両者の悩みを一括で解決する方法が、執着を手放すということ。

近年話題のミニマリストの中には真のミニマリストと、クラウド化、デジタル化によるなんちゃってミニマリストの二種類いると思います。

数千冊の書籍をKindleでいーじゃん。

数千枚のレコード?

サブスクでいーじゃん。

家具家電?レンタルでいーじゃん。

なんてのはミニマリズムの哲学、つまり執着を手放したことになってなかったりします。

そういう意味でも、本当に過去に執着していないか?

写真の整理などをすると削除できないデータがあったりして、気付かされるわけです。

思い切ってデジタル断捨離も進めたい。

すると、サブスクにも依存しない人生形態を形成できるのではないか?というわけなんです。

2TB与えられているからと2TB使わないといけないんじゃなくて、本当に資産となるデータ、自分の財産を生み出すデータのみを整理して、執着があるデータを処分する。

現代人が見落としがちな断捨離なんじゃないでしょうか。

こうたろう
こうたろう
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンへ。
シンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を結成しタンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」で音響担当として映像制作チームに参加し村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。

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